オサケンの“うまいもん塾”

お酒なんでも研究所(オサケン)の“うまいもん”ブログです。

ワイン仕立てのボタン鍋

妻が京都に出向いたついでに、久しぶりに是非食べたいと言っていた改進亭の猪肉を購入し、ボタン鍋にしました。
改進亭の猪肉

以前に妻がやっていたという“煮詰めたワイン”を使用する方法で味噌仕立ての鍋にしたのですが、これが確かにワインとぴったり。ワインは猪肉の脂っ気と鍋の旨味・酸味等を考慮してやや強めのカルメネールのワインを準備していたのですが、これが見事にはまりました。
こってりした組み合わせはほとんどやらないのですが、猪肉もなかなか良い感じで、この冬の期間内にもう一度やってみたい味となりました。
猪肉は冬になる直前くらい(年明け前)が美味しいという話も聞きますので、来年食べてここまで美味しいかは疑問ですが、とりあえず経験のためにも来年再度やってみたいと思います。

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良い食品(こんぶ土居)

大阪の良心のようなお店がこんぶ土居です。
こんぶ土居真昆布

画像は、同店舗で売っている真昆布。
特別な時の出汁はこれにしています。
出汁を大切にしない方には非常に高く感じるようですが、1回の使用量であれば二人なら100円しない程度、これで極上な味なのですから、安いと思うのですけど。
食べ物は安くて不味くて強い味のものが蔓延ってしまったお陰で、逆にこのような良い食品が評価されないと言う事が多々有ります。
日本酒もその傾向が有り、自己主張が強く、甘味が強いものが良い酒のように言われるような、間違えた潮流が出来ているのも事実です。
悪貨に良貨が駆逐されないように、こんぶ土居さんには頑張って欲しいものです。

昆布を或る程度まとまって買ったので、佃煮のおまけを貰ったのですが、これもなかなか美味しかったです。海老が使用されてるのが一つのミソかと思ったので、今度桜海老を入れて作ってみたいと思います。

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うれしい事 (良い食品との出会い)

残念な事のある反面、時々うれしい事もあります。
献上加賀棒茶

画像の献上加賀棒茶は、友人に教えてもらったのですが、適切に煎れるとなかなか美味しく、焙じ茶茶漬けも好きな私達にはスタンダードにしても良いと思えるものでした。
パッケージの側面には
加賀棒茶

【良い食品の四条件】、【良い食品に携る者の資格四原則】と言うのが書いてあり、本当にこのような理念を守り続けて欲しいと思います。
商品の特徴として“芳ばしさと済みきった味が楽しめます”と書いてありますが、正にその通りの味で、大きな湯呑みで戴くと本当に美味しいです。このお茶のおかげで久しく使っていなかった作家物の湯呑みが大活躍。このお茶との出会いを待っていたのかもしれません。

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残念な事 (食の安全を考える)

できれば良い方向で改善してもらえればと思い、賞味期限内の商品が使えないほどに劣化していた事をその販売店へ伝えたのですが、最近の表示偽装問題が目に余る事もあり、ここにその状態の記述と共に残しておく事にします。

商品はサンマ節で、購入時の賞味期限は1年間となっていましたが、ここでも節や煮干しを色々と取り上げているように、色々な節を順々に使うので、いざ使おうと思った時には数か月経っている事も有ります。今回は画像のような賞味期限のものを8月に使おうと思っていた所、カビが生えていて、不活性ガス充填にミスが有るか包材にピンホールが有るのではないかと思い、販売者へ連絡したのです。(その時に書かずに、今書いているのは、表示偽装では無いとは言いきれないと考えたのが最近だからです)
カビ賞味期限
以前にもカビが生えていた事が有り、二度目である事もあって、私が応援したい(今後も購入し続けたい)と思っている(思っていた)企業が、昨今の賞味期限偽装の問題のようになっては困ると思い、改善を求めたのです。包材に関しても半分泣き言のような事を説明調子で言われていましたが、私が業界向けの包材のセミナーを修めたり、化学系に明るい事は想像出来ていなかったようです。私はあくまで一消費者としてしか接点を持っていませんでしたので、教えてあげるような事は出来ませんでしたが、一般消費者の中には特定分野に関して業界の人よりも詳しい人が居る可能性がある事は心の片隅に留めておいた方が良いように思います。

さて、そこで商品の状態ですが、一応未開封と言うのが分かるようにまずチャック部分を。
カビ未開封
8月時点ではこれほどでは無かったのですが、今では下のように完全に全体がカビています。もちろん高温多湿などの所には保管していませんし、昆布や他の節がカビた事は1度も有りません。
カビ状態1

カビ状態2
最初の賞味期限の所でもカビているのが分かるかと思いますが、未だに会社の方が賞味期限と言っていた期間内である事は非常に大事な事で、このようになるものに何の根拠があって賞味期限をつけていたのか、その科学的根拠が全く不明瞭で、賞味期限が先の方がなんとなく消費者が安心すると言う心理を逆手に取っていたのだとしたら、食の安全の面からも許せない行為であると思います。
カビは全て危険な訳ではないのですが、このカビが安全であるかどうかは調べてみないと分かりません。それに本当に不活性ガスが充填されていて抜けていないのであればカビは生えません。今回の原因が包材のピンホールであるのかどうかも調べてみないと分からないのですが、それらの管理責任は全て販売者の方にあり消費者は信じて買う事しか出来ないのです。
消費期限の偽装問題は食品業界全体にあるのであって、今回のような未だ大きく取り上げられていない問題への意識の低さも食の安全や信頼を危うくする物であり、色々な点で猛省を望みたい所です。


余談ですが、現在使用している鮪節は、別の会社から購入して賞味期限が切れたものですが、購入当初は(水分量が多かったのか)あまり良い枯れ具合で無かったものが適切な状態に変化していてそれを美味しく戴いています。
奈良漬も本当の純正奈良漬などは、消費期限は2年となっていますが、3年後でも美味しく戴けたりします。友人の「うるか」は4年物ですし、味噌でも7年物があったり20年物の味醂も美味しく戴けます。
食品の状態変化と、腐敗等を回避する要因・原理などが理解されていれば、実際には一般的に知られるよりも消費期限が長い場合があります。この辺もせめて食品業界に関係する人はもう少しちゃんと学び直して欲しいものです。
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