ニコラ・ポテル・セレクション 19822008-07-01 Tue 00:00
ニコラ・ポテル・セレクション 1982 面白いワインなら良いなと思い買って置き、ニコラ・ポテル・セレクションが良い可能性が有ると教えてくれた陶芸家と共に飲んでみました。
![]() 滓はそこそこ有ったので、3週間ほどセラー内に立てておき、このワイン用に作った“鴨胸肉のコーヒーゼリー寄せ”と合わせてみました。 抜栓直後から既に良い古酒の香りが漂い、期待が高まりましたが、飲んでみて、その状態の良さに吃驚しました。ブルゴーニュの古酒と言うよりも、良質のブルネロの古酒のような、少し力強い感じすら残っていて、タンニンもほんの僅かに感じるほど。ACブルゴーニュ表示の26年古酒が未だに下り坂でも無い事にも驚きましたが、繊細な味の向こうにある赤果実の香りや艶っぽい感じすらする熟成香などが複雑に絡まって、非常に良いワインでした。 立派で複雑みと芳醇さが炸裂するようなワインも美味しいのですが、こうした美味しい古酒が5000円もせずに手に入るのなら、これは素晴らしい事だと思います。過去に様々なグラン・クリュを飲んで、状態が今一つというワインに多々出会いましたが、そういうワインよりは、このワインや、同セレクションの1989年のものの方が遥かに美味しいです。このワインに触発され、5年位前にそれ程休ませずに飲んでしまったルモワスネのワインを買ってみました。ルモワスネの方が弱い事を想定して10年未満の熟成期間のACブルゴーニュですが、少し期待しています。 私の尊敬するブルゴーニュワインの愛好家が「村名のワインをきちんと熟成させて楽しむ事が、本当の贅沢だ」とおっしゃっていた事が少しだけ理解出来るような経験でした。 こうしたワインの綺麗な熟成に出会うと、益々日本酒の熟成にも興味が及ぶのではありましたが(笑) |
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